我が家のコードレスクリーナーが壊れたので新しい掃除機を買うことに。
第一候補は以前から気になっていたマキタのコードレス掃除機。
ラインアップが多数あり、カスタマイズ品も豊富に揃っているので、我が家のスタイルに合ったコードレスクリーナーを構成した。
各構成の特徴や実際の使い勝手を紹介します。
マキタ コードレス掃除機ラインアップ
マキタのコードレス掃除機にはたくさんのバリエーションがあり、幅広いニーズに応えるためのラインアップが用意されている。
バッテリー電圧
まずバッテリー電圧に小さい方から7.2 V、10.8 V、14.4 V、18 Vの4種類のラインアップがある。
これはコードレス掃除機に限ったことではなく、マキタのリチウムイオン電池シリーズ共通のものだ。
だから同じ電圧でバッテリーが適合しさえすれば、バッテリーをコードレス掃除機だけでなく他の電動工具や照明器具と共用することができる。
電圧が大きいほどパワーが高くなる傾向があるが、同時に重量も増える傾向に。
集塵方式
続いて集塵方式にはカプセル式と紙パック式の2種類が用意されている。
一般的にカプセル式の場合では本体内部にゴミが集塵され、本体カバーを回転させて分割もしくは開閉してゴミを外部へ放出する方式だ。
経験的にカプセル集塵方式は手軽な反面、放出時にチリが舞ったりカプセルやフィルターの洗浄・手入れに手間がかかる印象がある。
一方、懐かしの?紙パック式の場合では集塵ごみは本体内部にセットした使い捨て紙パック、もしくは洗って繰り返し使える不織布のダストバックに溜まる。
使い捨て紙パックの場合には取り外してそのまま捨てればいいので手を汚しにくいのだが、専用紙パックを都度用意する必要がある。
電源スイッチ方式
最後に電源スイッチの方式だ。マキタ コードレス掃除機の場合にはボタン式とトリガー式の2種類が用意されている。
掃除機のスイッチ方式は操作性や使い勝手に直結するので吟味したいところ。
ボタン式の場合にはボタンを押すと電源がONになり、再度押すごとに強弱を変えらえる。
一方、トリガー式の場合にはトリガーを指で引いている間のみ電源が入るようになっている。
職場でトリガー式のマキタコードレス掃除機を使っているが、連続してスイッチをONにしているというよりはウィィン、ウィィンと断続的に使用していることが多い気がする。またトリガー式では吸引の強弱の切り替えは基本的にできない。
マキタ コードレス掃除機の全ラインアップの詳細はRentio PRESSさんに分かりやすくまとめられています。
我が家のコードレスクリーナー・カスタマイズ
コードレス掃除機本体
上記のバリエーションでいうと我が家が選定したモデルは「ボタンスイッチ式」で「紙パック集塵方式」。
「バッテリー電圧」に関してはとにかくコストパフォーマンスが高いモノということで10.8 VのCL107FDに決定。
Amazonではバッテリ・充電器付で約14,000円、バッテリ・充電器別売りタイプで約6,200円と半分以下の価格で売られている。
当然、バッテリ&充電器は必須になるので別途購入する必要がある。我が家は別売りタイプを購入することにした。
純正1個分の値段で互換バッテリー2個買える
さて掃除機本体はバッテリなしのタイプにしたわけなので、使うにはバッテリも購入しなければならない。
マキタCL107FDに適合するバッテリーはBL1015という品番のバッテリーで、検索してみると純正品のほかに互換商品がたくさん出てくる。
純正バッテリーが約5,300円に対して互換バッテリーだと約2,000円で買える。
最初からバッテリーを2個を使いまわすことを想定していたので互換バッテリーを2個購入することにした。
バッテリー充電器は安心・安全のマキタ純正品
バッテリー充電器に関してもバッテリーと同様に純正品と互換品が存在するが、過電流などを防ぐためにも安心・安全なマキタ純正のDC10SAをチョイス。
マキタ コードレス掃除機のサイクロン化
このカスタマイズ最大の目玉がマキタ コードレス掃除機のサイクロン化だ。
掃除機本体とストレートノズルの間に「サイクロンアタッチメント」を装着すると、集塵したゴミをサイクロンカプセル内で遠心分離してくれる優れもの。
これにより紙パックやダストバッグへのゴミの侵入が劇的に少なくなり、交換回数も減らすことができる。
マキタ純正のものは水色のサイクロンカプセルだが互換品だと透明のものが選べる。
ノズルヘッド交換で細かいゴミも一掃
標準のクリーナーヘッド裏側にはシリコンゴムのスクレーパ状のものがついており、これを床面と密着させることでヘッド内の気密性を確保、効率的に負圧を生むようになっている。
しかし、経年劣化で真直性が失われたり、カーペットや畳の上を掃除機かけるときに抵抗に感じてしまうことがあるようだ。
マキタからラインアップされている、ヘッド裏側にゴムの代わりにブラシがついた「フロア・カーペット用ブラシノズル」も一緒に購入した。
これでフローリングの溝に入った細かいゴミもブラシで掻き出してくれるだろうか。
おしゃれスタンドですっきり収納
マキタ コードレス掃除機には専用スタンドが付属していない。すっきり収納または見せる家電にするにはスタンドに立てかけるか、フックに掛けて収納する方法がある。
我が家は本体と同じホワイト色の「山崎実業 スティッククリーナースタンド」を購入。
サイクロンアタッチメントを装着したままでもきちんと難なく立てることができます。
マキタ CL107FDを実際に使用した感想
バッテリーの二刀流で電池切れの心配なし
バッテリー2個を交互に使うことで、バッテリー切れで途中で掃除ができなくなることはないし、完全に残量がなくなる前のパワー不足状態のときもすぐにフルパワーに復活させることが可能だ。
互換バッテリーは今のところ不具合や性能低下は全く見られず、マキタ純正の充電器との相性も問題なさそうだ。
サイクロンアタッチメントは是非つけるべき
サイクロンアタッチメントは期待通りの働きをみせてくれており、集塵したゴミがカプセルの中をグルグル回り遠心分離されているのを見るのはとても楽しい。
本体内部にセットする集塵用紙パックは実際に手に取ると非常に小さく感じる。
しかし9割以上のほとんどのゴミはサイクロンカプセル内に留まるので、紙パックには全然ゴミが溜まらずこれまで1年で2回程度しか紙パックを交換していない。
しかも中身が空の状態で(微細なチリが目づまりを起こしているかもしれないと思い気休めとして)。
たとえカプセル集塵方式だとしても、家庭用途ではなく業務用途だとしてもサイクロンアタッチメントはすべてのマキタ コードレス掃除機にお薦めしたい。
アタッチメントノズルと本体側ノズルのはめ合いが若干緩く感じたらセロハンテープを貼るなどして調整し、根本まできちんと差し込めばガッチリ接続される。
ノズルヘッドの掃除の手間がかからない
よくあるノズルヘッドのブラシが回転するタイプを長年使ってきて悩まされていたのが、回転ブラシやローラー部に巻き付いた長い髪の毛を取り除く作業である。
しかしマキタ コードレス掃除機の場合にはノズルヘッドがシンプルな構造ゆえにその問題から解放された。
ブラシヘッドを使用する場合には起毛部分とブラシに若干ホコリやゴミが付くが、少しこすってそのまま掃除機で吸えば簡単に除去することができる。
肝心の吸引力は?
我が家の床はほとんどがフローリングなので、大きな問題なくゴミを集塵できている。
しかし、子供が食べ落としたりぶちまけた少し大きめの食べかすを吸うにはノズルヘッドの形状がゆえに少しコツが必要だ。
まあ大きめのゴミはあらかじめ手で拾った方が早いだろう。子供のプレイエリアのクッション材やキルトマットの上のゴミも良く吸えている。
まとめ
マキタ コードレス掃除機の特徴やカスタマイズ例、実際の使用感について簡単に紹介していた。
中でもマキタ スティッククリーナーのサイクロン化はとても効果的ですべてのユーザーにお薦めしたい。
次にバッテリー2個使いもコードレス掃除機のポテンシャルを最大限に発揮してくれる使用法だと思う。
我が家はまだ他のマキタの電動工具などを所有していないが、共通バッテリーの機器を扱うときにも有効であるし、購入の際も今回のようにバッテリーなしで本体のみという選択肢もある。
総合的にみて非常に買い物をしたと思っている。